80歳現役看護師です。パートで週/16~20時間クリニックに勤務しています。出勤の日は5:30起床、7:40前後に出勤。帰宅は13:30頃になります。
クリニックは高齢者がほとんどを占め又殆どが午前中の来院が現状です。
私がこのクリニックに勤務したのは総合病院を定年退職した60歳‼それから21年目を迎えました。20歳ここで年取ってしまいました。自身の高齢を生きていますが長い受診歴の患者さんも後期高齢期を迎えています。
アッという間に80になったなー。。。でもやっぱり考えるといろいろあったなー。。。そんな会話もしばしば。
患者さんの高齢化を迎え通院に困難の状況も1件、2件と増加!患者さんは「なるべく自宅で暮らしたい」の思いは強いです。
この時 力になり 救いなのが 訪問診療医
私のクリニックでも訪問診療のケースありますが24時間体制は一人の医師での対応には無理が生じてしまいます。対象は高齢者、介護度もハイレベル、いつなんどき急変してもおかしくない!それに対応できる体制、体力、患者さんを想う心、やる気、厳しいものが要求されます。
私は新聞が大好きです、お休みの日はゆっくり新聞を読める朝の時間、幸せ時間です。
今日も新聞開きました。
朝日新聞 Reライフ be onsaturday 情報満載のこのページのファンです。
今日のフロントランナーは 訪問診療医 田代一馬先生の登場。32歳‼たのもしいです。
どんな患者も俺が診る
私の地域にも在宅診療に力を注いでいらっしゃるクリニックも増えてきました。訪問診療の力不足のクリニックにとってはとても心強いことです。たびたび助けられています。
★田代先生のプロフイール 1989年宮崎出身。鹿児島市の池田中学・高校を経て宮崎大学 医学部へ。 ★14年沖縄県立中部病院で研修。後期研修は離島。 ★19年。東京都のJR大森駅近くに『日向在宅クリニック山王』を開業。園もゆかりもない東京を選んだのは「沖縄の医療が東京で通用するか試したかったから」
クリニック理事長は医学部在学中に出会った清山知憲医師(現宮崎市長)。「単位が足りなくて受講した特別講座に型破りな医師が来て『お前ら気概がないんだ』なんて発破をかけられ、ファンになった。現在クリニックには非常勤含め医師30人が在籍する ★専門は血液腫瘍内科 精神科。看護師の妻と長男(3)長女(7か月)の4人家族。趣味は「極寒の冬山でのソロキャンプ」【朝日新聞フロントランナーから引用)
訪問時の様子‼ノブが外れ半開きになった玄関ドアを開けると天井まで積み上げられたごみが視界に飛び込んできた。。。躊躇なく隙間をすり抜け、ベッドに横たわる患者の元へ。
普通だとこの状況の中での診療、戸惑いが先になってしまいそう。断る医師が多いのが現状のようです。しかし先生は「僕もすごく貧乏な出なので全然平気なんです。と取材の記者に向けてほほ笑んだ。と。
どんな患者も断らない先生のポリシ―を掲げ3年前に開業。貧しい母子家庭に育ち勉強だけが娯楽だったと。特待生で私立中高一貫校に進み医師への路が開けた。極貧に負けない精神が目的に向かい道を迷うことなく彼を導いたのでしょうね。訪問診療医に求められるものに「一人の医師が何でも診る」‼これは沖縄の病院や離島での武者修業外資としての技術と自信を売らずけることになったそうです。
クリニックは「ひなた」出身地の宮崎にちなみ名ずけた。ひなたは灼熱‼先生が特に力を注ぐのは終末期の診療。
『終末期ケアは人間にしかできない。俺が診る。人生最後の望みをかなえる』
まさに『ひなた在宅クリニック山王』は此の猛暑に負けない灼熱‼そして先生の心‼情熱の存在ですね
高齢社会を迎えている今、在宅診療の需要は増してくるものと現場で日ごろ感じています。
在宅診療には体制、体力、強い意志、やる気。。。極限のものが要求されます。先生はまだお若い‼要求されるすべてを秘め目的の向かい邁進中です。此の猛暑の中ご自身の健康管理ばっちりで元気でやり抜いて欲しい‼です。先生の趣味は極間の冬山ソロキャンプだそうです。冬山は時季外れですが疲れた体、趣味で癒してほしいですね。先生が倒れちゃうと患者さん!家族❕が路頭に迷います。
追記
今までクリニック、病院に行けていたのに思うように歩けない、行けなくなった!そんなときは放置せず相談することです。先ずはかかりつけの先生がおすすめです。貴方の体を一番知っているのはかかりつけの先生です。遠慮せずに相談してください。
各地域でも高齢化のニーズに対応できるよう在宅医療の対策が進められています。
介護保険等も含めアドバイスがあると思います。本人家族だけの問題とせず相談❕相談!です。
在宅医療にかかる費用。 保険の種類にもよりますが1割負担で6000~8000円。検査料、処方箋料は別途。お薬代も別途です。
私も後期高齢真っただ中生きています。健康寿命ってよく聞きますよね
健康寿命とは介護に依存しないで自分の力で自立した生活ができると定義されています。自分の行きたいところに自分で行ける、やりたいことが介護なしでやれるです。
楽しく生きるため、子供、家族への介護の負担を最小に!介護状態になったときは一人で悩まない‼相談!相談です。
安全、安心の日々過ごしてまいりましょう。