こんばんわ―高齢現役看護師の歩美です。私52歳時、田舎で弟夫婦と暮らしていた母を田舎から引き取りました。弟夫婦とどうしてもうまく行かずストレス・トラブルで血圧上昇 入院生活でした。退院に際しても弟夫婦との受け入れがスムースに行かない・・
私も嫁の立場を経験・一度関係が壊れるとなかなかいい方向に行くのは難しいのが実情です。もともと子供のころから母親の苦労の姿を見ておりました。私が大人になったら絶対に母親を楽にしてあげたい!その気持ちにはゆるぎないものがありました。
それまでの住まいは2階建てでした。母は若いころ針治療のあと腓骨神経麻痺があり歩行に軽い障害があり加齢とともに段差解消は必須でした。定年を迎えたら 田舎でもいい 少し広い土地で 花育ての生活 が夢でしたが母を引き取ることで私の住まい選び・生活は大きな変換を免れない状態となりました。
現在マンション暮らしです。
当時この地はマンションのモデルゾーンとして建設がスタート、入居するには抽選に当選が条件でした。足の悪い母は 1階入居 が必須です。うまく当選したんです。嬉しかったですねー。
母を新しいマンションに迎え「親孝行間に合ってよかった」そう思いました。
唯、引き取ったものの私も仕事があります。家族も仕事があります。日中は母は一人暮らしです。友人もいません。
そうしてるうちに 介護保険制度 がが実施になりました。待っていました!!です
でもね。お年寄りって 新しい環境すんなり受け入れてくれません。まず デイサービス の利用が母に最適と思いましたが 良かろう 良かろう (佐賀弁です。その必要はないよ~行く必要無いよう)と拒否されました。
新しい環境に馴染むことが苦手なのは私も解っていました。馴染んで来ると知己の方とのお話は好きなことも解っていました。
日中、一人で過ごすことがほとんどだった母によからぬ兆候が見えだしました。ちょっと慌てました。段々この状況が高じてくることへの危機感!
子供がいい年になっても 親にとっては子供は子供 なんです。「あのね。私だって歳をとるのよ・・はじめは嫌かも知れないけど・・行ってみたら??」行きたくない気持ちを子供である私に拒否され母の気持ちは尋常ではなかったと思います。
すんなりではありませんでしたが デイサービス 導入となりました。週2回です。
案じたとうりお仲間さんとの交流も生まれ通所を嫌がることもなくなりました。やれやれ!!でした。
それと共に日中一人で過ごしていた時に視られた、被害妄想?幻視?認知症?の症状もなくなりました。
今 高齢者に必要なのは きょうよう きょういく と言われます。教養❓教育❓と思ってしまいますよね!! 違うんです!!
お年寄りに必要なのは きょう(今日)よう(用)がある
きょう(今日)いく(行く)ところがある
確かにそうですね。高齢になれば行くところも少なくなります。用も少なくなります。若い時から年をとっても続けられる 趣味・関心事のグループに参加する!これは迎える高齢期に備える大切なことだと思います。
お出かけの機会が出来ると 身だしなみ が必要になります。これが又 認知症予防効果あり‼と言われています。おしゃれにも関心!!となりますよね。
子育て時期が一段落の世代!!私の子供もそうですが高齢期を迎えてからは遅すぎます。せめて人生の折り返し点と言われる世代に 健康対策・健康創り をを含めたこれからの過ごし方考えて欲しいな・・と思います。。
私の大好きな言葉 「健康は創るもの」です。
今日は 母のデイサービス までお話ししました。デイサービスの利用で私は随分楽になりました。助けられました。
介護は看る人にゆとりがなければ優しくできません。自分自身に余裕を持つことで他に優しくできるんです。
今介護で悩んでいる方・疲れている方・まだ疲れていない方も含めて介護保険の申請・利用に至ってない方に私の老婆心からのお話しがお役に立てば嬉しいです。
デイサービス の後は ショートスティ 利用 させていただきました。一気に介護保険のメニューを利用するのではなく母の場合は メニュー利用は徐々に 進めていきました。
介護護保険の申請に関しては前回のブログで書いています。参考になれば嬉しいです。
ショートスティについて書きくわえます。
現役時は研修のため遠隔地に出かける機会もあります。介護のために参加をキャンセルするのはやる気の減退にも繋がってしまいます。介護のために参加できない不満もつのってしまいます。 あずかっていただけるんです。助かりました。
ただそれだけでなく 時に介護から自分を解放 するんです。介護から解放し自分の時間を楽しむ!!とっても大切なことです。
介護保険の利用は無料ではありません。費用、気になりますよね。又介護度によって利用の枠もあります。
利用にあたっては ケアーマネジャ—さんが ケアープランを作成します。私の知る限り
本人・ご家族の意見・気持ちをしっかり受け止め納得いくプラン考えて下さる方が多いです。気持ちを楽に緊張することなく専門家の力を借りて 貴方の介護の負担が軽減される こと願います。